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イナモリ・メソッド 勉強会
今回の発表は上級者レッスンで使う「Play the jazz②」から「chapter3 イントロとエンディング」を取り上げました。
「イントロとエンディング」によく使われるコード進行が実際の使用例とともに掲載されています。
まずここで使われている代理コードについて「Play The Jazz Piano ②」と「ポピュラーピアノ奏法②」の解説文、「コンテンポラリージャズピアノ②イントロとエンディングの技法」掲載の一覧表を紹介しました。
また、ズームでの参加型勉強会の試みとして各支部の講師の方々と演奏譜例をひとつずつ実際にピアノで音を出し合いながら検討。
他にウィントンケリーのイントロ等もご紹介しました。
譜例がたくさんあり、予定より20分ほど伸びましたが何とか全ページ終了しました。
「Play the jazz①②」には所々ミスプリ等があり、訂正箇所も確認しました。
①P.33 Ex.31 1小節目 Fm7(b5)はミスプリ。Fm7(onBb)が正しい。
②p78 ♭ Ⅶ7-Ⅰ(同様に♭Ⅶ△7-Ⅰという進行も良く使われますが、♭Ⅶ△7はⅥの代理コードです。)が正しい。
P.83 Ex15 It could Happen To Youイントロ終わりのテーマ頭のコードはGが正しい。
P.94 Ex33 Em7♭5 E♭m7の進行が正しい。
また教室の生徒からも質問が多かった「プレイザジャズピアノ①」P.34 Someday My Prince Will ComeのエンディングにあるEM7(b5)について再検討。
追加の勉強会で稲森康利先生の直筆の楽譜が見つかり、KeyBのIVM(b5)と考えていることが判明した。大変貴重な勉強会となりました。